5:00 起床。
第4番 大日寺(だいにちじ)御本尊 大日如来御真言 おん あびらうんけん ばさらだとばん 予定表では今日の最初は地蔵寺になっていたのだが、先に大日寺。
早朝のすがすがしい空気の中、田んぼの中の道をしばらく歩いた。昨夜、住職の話を聞いているとき、外はすごい雨だった。朝にはカラッと晴れた。「これもお大師さまのお陰だねえ」と、お遍路中は何事も「弘法大師のお陰」になってしまうのだ。
第5番 地蔵寺(じぞうじ)御本尊 勝軍地蔵尊。御真言 おん かかかび さんまえい そわか。
山門を入ると銀杏の巨木がある。五百羅漢がある事で有名。
第3番 金泉寺(こんせんじ)本尊 釈迦如来御真言 なうまく さんまんだ ぼだなんばく。
のぞいてみて顔がうつれば長生きする、という黄金井などがある。
第2番 極楽寺(ごくらくじ)御本尊 阿弥陀如来御真言 おん ありみた ていせいから うん
弘法大師お手植えの「長命杉」がある。
第1番 霊山寺(りょうぜんじ)御本尊 釈迦如来御真言 なうまく さんまんだ ぼだなんばく
本来ならここからスタート、「一番さん」として親しまれている霊山寺。大きな道路沿いにあり、門前に巡拝用品を売る店があったりして「ひっそりした山寺」という感じではない。
11:00 昨日泊った安楽寺に戻り昼食。このあたりには、他に団体で食事ができるようなところがないからだそうだ。食事は「蒸しご飯」と「うどん」。蒸しご飯は具がいっぱいで、できたてのアツアツ。美味しかった。
第17番 井戸寺(いどじ)御本尊 薬師如来御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
昼食が終って外にでると、朝のお天気とはうってかわって空が暗くなっており、バスに乗り込む頃には雨が降り出した。
第16番 観音寺(かんのんじ)御本尊 千手観音御真言 おん ばざらたら まきりく そわか
バスを降りてからしばらく歩いた。雨はもう降らないと思ったが、風が冷たかったので、カッパをきたまま行った。ところが途中からまた降られてしまった。雨や風は大変だけれど、「少しくらい苦労があったほうが、ありがたみがあるよね」などと言って、皆ぜんぜんめげないのだった。
第15番 国分寺(こくぶんじ)御本尊 薬師如来。御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか。
かなり古びた感じで、変わった形の本堂(屋根が二層になっている)。国分寺から次の常楽寺まではバスを使わず歩く。雨もやみ、陽がさしてくる。
第14番 常楽寺(じょうらくじ)御本尊 弥勒菩薩御真言 おん まい たれいや そわか
斜めの地層がはっきりと見えている、岩盤でできた階段を昇る。本堂の前の木の又のところに、小さな大師像がのっかっている。
第18番 恩山寺(おんざんじ)御本尊 薬師如来御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
3:00頃。小高い山の中腹にあるので、雨あがりのひんやりとした山道を歩く。
第19番 立江寺(たつえじ)御本尊 地蔵菩薩御真言 おん かかかび さんまえい そわか
5:00頃着。立派な大師像。黒髪堂(悪事を働いたた女が、この寺を参ったとき、髪の毛が梁に巻き上げられたという伝説がある。)今日の宿泊地。
新築の立派な(ちょっと立派すぎるんじゃなの、というくらい立派)宿坊。食事もおいしい。 |